思い通りに写真を撮りたい

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たかが猫されど猫 

外猫の撮影を始めたとき猫ブログで知った猫のいるところへ行くものの会えないことが多く、それで自宅周辺と少しばかり離れた近所を捜し歩いてました。
まだ猫の習性をあまり知らないときで、時間をかえて行くとこんなにも
猫がいるのかと驚いたのはこちらだけでなく、カメラを向けられた猫もびっくりしたことでしょう。

猫を撮るなんて、そんな馬鹿らしいことやめなよという人が多いし、近所で猫を撮る人間などいませんから、猫にすればなんだこいつと慄いてたに違いない。

そんななかで警戒心を露にするもののあどけない顔した黒猫がいました。
こんなところに猫がいるのかと、見つけたから撮ったという感じです。
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その年の秋から冬にかけ近所の猫だまりに突如黒猫が現れました。
見るのはいつも夜から明け方ですが、尻尾の長さや太さからして以前見た黒猫ではないかと思うようになりました。
それであどけない顔した猫を撮影したところへ行きましたが、当の黒猫はいなくなってました。
撮影した当時一緒にいた豚猫もいないというより、黒猫を連れて猫だまりへ来てたからです。
その後もなんどとなく撮影したところへ行きましたが黒猫を見ることがなく、比較的近い距離なので棲家を変えたのだろう、それで猫だまり周辺を塒にしてるに違いないと推察してました。
猫だまりで餌をあげてる人間に聞くと、家のそばで寝起きしてるというのでなるほどと思ったものです。
その黒猫が翌年の春自宅そばに現れました。
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どうしたんだおまえ・・・
猫だまりで何度も見てたしそこへ由乃もたまに行くこともあって顔見知りになってたとはいえ、突如我が家の塀の上でこちらを見上げてる黒猫にびっくりしてしまいました。
それでも孤高の猫由乃の遊び相手にならないかと思い、餌をあげるようになりました。
するとすぐに懐いてきて、いつの間にかこちらが帰ってくる時間を覚えて
玄関先で待ってるようになりました。
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オスで去勢されてるし、元は飼い猫だったような気がする黒猫をクロと名づけました。
こちらが帰ってくると由乃より先に飛び出して、由乃によく猫パンチを浴びせられてましたがそれでも我慢してました。
そんな由乃はそれまで闖入してきたネコすべてをおっぱらてましたが、クロを受け入れるような気配を見せてたし、
これなら由乃のいい相棒になれるだろうと確信しました
餌やりが去勢しようと獣医に連れて行ったところ2歳か3歳ではないかといわれたそうです。
あまったれな猫ですが時にはこんな雄々しい顔を見せることがありました。
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日毎成長していくクロは、和猫の血が濃く小柄な由乃よりひとまわり大きくなってました。
この年の秋、由乃に塒をと考えてたこともあってダンボールをおきました。
するとクロが先に入って寝ると由乃もつられて入ってきて、2匹はすっかり仲良しになってました。
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それでも餌の時間になると相変わらず先を越して行くクロを、由乃がたしなめてしょっちゅうパンチ攻めしてました。
もうこのときはクロもやられてばかりでなく、ときにはやり返すようになってました。
クロときたら玄関を開けると同時に家のなかに駆け込むんです。
それが臆病で警戒心の強い由乃にしたら、こちらに懐くわけにもいかず面白くなかったんでしょう。
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クロを邪険にする由乃に手をあげるふりしたら驚いてましたが、由乃にすれば軒先を貸したはずのクロに母屋を取られた思いがあったのかもしれません。
それでも2匹は一緒にいたし、毛づくろいしあう仲になってました。
ダンボールから出てきて欠伸するクロが熊のようでした。
後ろの白いのは由乃です。
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そのクロが去年夏、足を怪我してびっこをひくようになりました。
肉が見えるほどの怪我の痕が元通りになったもののびっこは治りません。
それどころか同じところにまた怪我を負ってました。
近所にクロを見ると足蹴りする真似をしてた親父がいて、ひょっとしたらその男に蹴られたのかという思いが無きにしも非ずですが、去年11月半ば由乃が生死を彷徨うような風邪になり、それで由乃が鬱陶しくなってクロに咬みついたのかという思いもあります。
クロは庇など日当たりのいいところいて餌の時間だけ来てて、両目の瞬幕が閉じたままの由乃と一緒にダンボールに入ってることがあまりありませんでした。

そんな由乃の状況を察したんでしょう。
クロは由乃が出ていないとき現れたかと思うと、玄関にはいったまま出ようとしませんでした。
一晩玄関で寝かせましたが鳴きわめくので一緒にいました。
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家猫にしようと獣医に連れて行こうとしましたが、バッグにいれるとびっこの足で逃げてしまいます。
なんどか捕まえてバッグに入れましたがチャックを閉められず、それで駄目だとあきらめました。
それを餌やりにいうと、その翌日クロがいなくなりました。
いうまでもなくその人間がクロを引き取ったんでしょう。
それ以前に餌やりとは由乃の天敵である豚猫のことで仲違いしてたこともあり、クロの詳細を聞いてません。
それでもクロは家猫になって落ち着いてると信じてます。

孤高の猫由乃の弟分になってほしいというこちらの思惑はみじかい間でしたが叶ったものの、クロにしたらつらい日々だったのかもしれません。
それでも傍目には仲良しに見えてました。
クロがびっこをひくようになった真相がどうあれ、幸せな毎日であって欲しいと願わずにいられません。

二年半ばかりの付き合いでしたが、クロには感謝しきれない思いです。
初めて抱いた猫のぬくもりとその重さ。
手を出せばあまえて舐めるだけでなくあま咬みしてきたクロ。
猫の可愛さをこれでもかと、いやになるほど教えてくれました。

そのクロを最後に見たのは去年11月30日の夕方でした。
前日には苦しんでる由乃に添い寝してたし、夜に玄関にはいってきたのは別れの挨拶だったのかと・・・
甘えん坊だったけど今思えば律儀な猫で、聞く耳を持たないあんな餌やりに渡すんではなかったと後悔しきりです。
もうこんな2匹の姿を見ることできませんから・・・
たかが猫されど猫のクロ、1年たった今でも忘れることがありません。
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昼前にこの記事を下書きしておき知人と会った後、私の好きな街へ行きました。
寿司を食べたくなりなんどか入ったことがある回転寿司7皿食べた会計が600円あまり。
一皿50円とか100円のばかり食べたというか、好きなサバとかイワシがそういう値段で安いんです。

腹ごしらえし終えたのが3時前で、しばらく会ってない三毛猫がどうしてるのか様子を見に行くことにしました。
その途中わき目をふってばかりで空を見上げたら屋根に黒猫が2匹。
初めて見る黒猫にカメラを向けても逃げません。
屋根に上がってこれないと安心してるんでしょうね~
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目的地に着いて紅葉や猫を撮りましたが目当ての三毛猫が見当たりません。
この1年ほど三毛猫とあまり会えなかったし、前回会ったのは梅の時期だったかいつかさえも思い出せないほど記憶がおぼろげになってます。
それで地元の人に聞くと、どの猫か知らないけどそこにいるよと教えてくれたところに行くといました。
目と鼻の先ですが、いつも居たところとは違う場所で、それも小屋まで置かれてました。
それなのに三毛猫はこちらを見てもなんの反応もしないままじっとしてました。
かなり年なのか病気なのか、元気がありません。
以前ならにゃ~にゃ~鳴きながら足元にまつわりついてきてたんですけどね・・・
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電源いらずのぬくぬくカーペットの差し入れをしてあげるからといいながら立ち去り、来た道をもどって行きました。
すると黒猫が塀の上にいます。
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そのすぐそばにはもう1匹黒猫と白黒が寄り添いあうようにいました。
さっき屋根の上にいた黒猫2匹に間違いなく、白黒は仔猫のようです。
このちかくには猫だまりがあるし、初めて見る猫に、ここもしばらく来てない間に世代交代してるのかと思わずにいられません。
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そして最近行くようになったところへ寄ると、今日も黒猫と白キジがいました。
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2時間たらずの間に見た猫は15匹ほどだろうか?
そのうち真っ黒な猫が3匹。
クロの記事を書いた後だけに、なんだかクロが呼んでるような気がしてなりません。

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テーマ: 猫のいる生活 | ジャンル: ペット |  trackback: -- | comment: 4 | edit

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この記事に対するコメント

クロちゃんと由乃ちゃん、詳しいことは知らなかったけど、そんなことがあったんですね。
ちょっとジ〜ンと来ちゃいました。クロちゃんは由乃ちゃんが弱っているとき寄り添っていたんですね。どうかクロちゃん幸せでいて欲しい・・・
ネコに酷いことをする人間もいるけど、freexat2828さんのように優しいまなざしの人もいるから、外ネコたちもなんとか生き延びられるのだと思います。

meriko #- | URL | 2013/12/02 18:58 * edit *

merikoさんへ
はじめは由乃にいじめられてたクロに辛い思いさせたかなと思ったことありますが、由乃が弟のように可愛がる姿にほっとしたものです。
それでも生死を彷徨うひどい風邪でいらだってたような由乃がクロを咬んだのかという思いが無きにしも非ずですが、真相はわかりかねます。
その由乃が餌を食べるほど快復してもクロは塒にあまりいることがなかったのに、最後に見た前日は由乃に寄り添ってたし夜は玄関に入ってきてあまえてました。
いまから思えばそれが別れの挨拶だったと思ってしまうんですが、猫にそういう感情があるのかと不思議でなりません。
クロは気のいい猫だっただけに、なんとしてでも獣医に連れて行こうと捕獲用のケージまで借りたんですがだめでした。
咬まれようとなんでもいいからとっ捕まえて家猫にするべきだったと後悔してます。

freecat2828 #hdScUxTA | URL | 2013/12/02 19:25 * edit *

こんばんはー

いろいろ猫を撮り歩いてて感じるのは、「黒猫は甘えん坊なのかもしれない」という気がします(笑)
かなり大きくなった猫でも黒猫は足にまとわり付いてきて甘えます。
どちらかというと、太り気味の大きな猫のほうが甘え上手な気がします(笑)

家猫は10年以上や長生きすれば15年くらいというのもいますが、野良猫では5年でもかなり長生きの部類かもしれませんね。
どうやって冬を越すかが一番肝心なところなんでしょうねえ。。。

ちょるお #- | URL | 2013/12/02 23:47 * edit *

ちょるおさんへ
我が家にいたクロはオスですが、こちらのこれまでの経験則によるとメスよりオスのが人懐こい気がします。
仰るように黒猫もそうですが、一見こわもてなサビ猫も人懐こいのが多かった気がします。
屋根にいた黒猫2匹は廃墟のようなところを塒にしてるようですが、以前見てるような記憶があります。
もしそうだとすればすこし離れた所にいた猫たちですが、誰かしらが面倒を見てたようなので餌の心配はないようですが、冬の寒さはこたえるでしょうね・・・
最後の一枚は居酒屋の奥さんが面倒を見てて、ダンボールが寝床になってます。

freecat2828 #hdScUxTA | URL | 2013/12/03 06:28 * edit *

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