刹那のシャッターチャンス

歩き疲れてるのに、桜の前を老婆が通りかかったのに、ピントリングをせわしくまわしてシャッターを押した。
刹那シャッターチャンスと思ったからです。

野良着ではないものの畑から何か収穫したんでしょう。
昔ならモンペに地下足袋だったでしょうが、野良仕事というより今夜の夕食につかう野菜を摘むのにそんな恰好などしなくてもいい。
そんな生活感をイメージさせるものの、構図もへったくれもなくただピントを合わせシャッターを押しただけ。
それでもめったに目にしない郷愁を感じさせる光景だし、これでいいのかと。




KaoRiという女性がアラーキーこと荒木経惟からミューズとして崇められ長きにわたってモデルをしてましが、アラーキーからまともなモデル料と、彼女自身をモデルとして写真集を出版したり写真展を開催しても、まともなギャラをもらえなかったことを露にしました。

アラーキーの代表作といえば写真集「わが愛・陽子」だろうか?
図書館にあるのをパラパラめくったことがありますが、あまりにも現実的というか生活感が滲みすぎてて・・・自分の趣味に合わずすぐに閉じてしまった。

女性の裸 = ヌード
それを初めて見たのは今から40年ほどまえで、サム・ハスキンスの写真展でした。
同じ裸でもサム・ハスキンスはアラーキーと違い、女性を綺麗に撮っててまさにミューズのようでした。

女性を綺麗に撮る
女性をあるがままに撮る
どちらがいいかは個人の好みでしょうが・・・

KaoRiさんはモデルをしてた15年ほどの間かなり理不尽な処遇をされてたことに立腹してるようです。
KaoRiで検索すればその詳細がすぐヒットします。
KaoRiさんがまともにギャラをもらえなかったのは彼女自身、モデルになるときにきちんとした契約をしなかったことがいけなかったと悔いてます。

ある歌がある。
心に残るいい歌で半世紀以上たっても歌い継がれてる。
それが歌手はCDなどのコンテンツが売れた印税だけなのに、作詞家と作曲家は著作権が有効な限りJASRACから著作権料が入ってくる。
詞を目にし曲を歌なしで聞いたところで、なんだかな…っていう感じだし、歌手が歌って初めて心に響く。
それなのに歌手が印税だけでは不公平だろうと、いろんな歌をヒットさせた小林旭さんが嘆いてました。

KaoRiさんにすればアラーキーの写真集がいくら売れようと微々たるモデル料だけでは文句いいたくなるのがわかるし、彼女が今回問題提起したのはギャラがどうこうより、人間としてまともに扱ってくれなかったことに憤慨してるようです。
事の真相は当事者にしかわからないし、第三者がどうこういえないにしても、荒木経惟さんの写真に対する情熱はわかってもやることがえげつないのでは?
それだから作品自体にえげつなさがそこかしこに現れてる。

図書館でそんな荒木経惟さんの写真集を手にしたのは、彼が愛猫家だというのを知ってたからですが、愛猫家だからといっても皆から親しまれた赤塚不二夫さんとは全然違いますからね~~~

由乃と名付けた野良猫の写真を1万7千枚余り撮りました。
撮ってるうちじょじょに同じシチュエーションばかりで飽きてたのに、それでもを10年近く撮り続けたのは、写真というより記録として残しておきたいからでした。
そんな心理はアラーキーに通じるところもありますが、こちらの被写体は猫で、なにか要求するわけでなくあるがままに撮っただけ。
アラーキーはKaoRiさんが拒否したくてもできない状態にしてたのかも知れず、そんなことで怒りを買ったのかも知れません。
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咲き出した菊桃

ソメイヨシノが葉桜になり八重桜が満開というか、それすら早くも散り始めてるようで・・・
そんななか菊桃が咲き出してます。


こちらは花桃でしょうか?
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甲府盆地の春は桜より桃の花。
ピンクの花が甲府盆地を絨毯のように染めてるのをなんども見てますが、それもこの十年ほど見てない。
それまでは山梨県内の温泉へよく行ってたんですけどね~~~
ほったらかし温泉の露天風呂からは桃の花で染まった甲府盆地が見え春爛漫でしょうね~~~

昨日藤井聡太六段が古森悠太四段に勝利。
その後の感想戦がいつになく和やかな感じだったのは、藤井六段が今春中学生から高校生に、古森四段が大学を卒業したばかりの若さからでしょうか?
二人とも終始にこやかに棋譜を振り返り応戦する姿に好感を持ちました。

藤井聡太六段はまだ15歳ですが、プロになって一年余りなのに前人未到の29連勝を達成したばかりか、六段から今年度中に七段への昇級も間近かと。
そうなると師匠と同じ段位に並んでしまい、杉本昌隆七段の立つ瀬がなくなりそうで・・・

その杉本七段を初めてテレビで見たとき、誰かに似てると思いながら思い出せなかった。
それが、あっ赤塚不二夫だと思い出した。
顔といい髪型が似てるだけでなく、どこかつかみどころがないといった感じ。
それは悪い意味でなく人が良すぎる半面どこか抜けてるというのか・・・

子供当時のテレビ漫画というかアニメといえばなんといってもポパイでしたが、日本人の原作制作による手塚治虫の鉄腕アトムをはじめ、赤塚不二夫さんのおそ松くんやひみつのアッコちゃんをよく見てましたが、アニメオタクでないので風の谷のナウシカやとなりのトトロが公開されてもリアルタイムで見なかったものの、都会的なわたせせいぞうのハートカクテルはビデオ録画までしてました。
それからどれぐらい経ってからなのかはっきりしませんが、火垂るの墓をテレビで見た時の衝撃はなんともいいようがなかった。
野坂昭如氏の戦中体験を原作にしたスタジオジブリの映画ですが、アニメとは思えないリアルな描写を実写版のように感じながら見たものです。
その監督を務めた高畑勲氏が今日逝去されたという。
たかがアニメと侮る方もいるでしょうが、アニメだからこそという描画手法もあり、東映から離れスタジオジブリを設立しアニメ業界を牽引してきた巨星高畑勲氏のご冥福を祈るばかりです。
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我が家の野良猫

この馬鹿猫が、8年も餌を出してあげてるのになんてことするんだ!
頭をたたく真似をするとまたパンチを出してきた。
まったく恩知らずな猫だ!
昨日我が家の野良猫に餌を出し、食べ終えた容器を下げようとしたときの一幕でした。

これまでにも何度か引っ掻かれ痛い目にあってますが、それが3年前だったか塒の容器を下げると、こちらの手に肉球で押さえるような感じで猫パンチでなかった。
それからは後ろ向きになってる尻尾をちょこんと触れると飛んで逃げてたのが、それが今ではまたかという感じで逃げなくなってます。
それでも手を出してくることがありますが、爪を出さなくなってて、昨日もパンチされても血を見ることはありませんでした。

今月14歳になった我が家の野良猫は、この冬ついに塒に入りませんでした。
今年はそれほど寒くなかったし雪もぱらつく程度で、猫にしてもさほど辛くなかったのかも知れません。
それでもこの五年間はずっと塒でぬくぬくとまでいかないまでも、ヒートテックマットと猫ベッドは外と比べたら極楽だったはず。
それなのに縁の下に潜り込んでるせいで、白猫なのに毛並みが土埃で茶色っぽくすすけてるし、それもごわついて汚い。
仔猫時代風邪をこじらせた後遺症で目から赤い涙を流すのは寒い縁の下で冬を越したからだろうし、これまでこんなにひどくなることはなかった。
塒に入らないおまえが悪いんだと思うし、話が通じるなら耳にタコができるまでそういいたかった。

とにかく強情で警戒心が強くて懐かない。
いくら言葉が通じないとはいえ、殴ってやろうかと思うことがなんどもあった。
それはおまえのためなんだと言い聞かせたいからで、憎たらしいからではない。
可愛さ余って憎さ百倍といった感じです。

年を取るごとに歯が抜けていくのは歯槽膿漏だからで、顎が細くなっていく。
猫の14歳は人でいえば70歳前後らしく、来週誕生日を迎えるこちらの64歳より年上。
そんな自分自身四十半ばで神経痛になり天気が悪くなると右膝が痛み始めたし、ぎっくり腰を何度も繰り返した挙句脊髄狭窄症となって、以前なら気が向くと10キロぐらい平気で散歩してたのが今では2キロ歩くがやっと。
こんな状態で我が家の野良猫由乃に、おまえの面倒見ることできなくなったらどうする?といっても我関せずといった顔をしてる。
おまえも年で調子悪いところあっちこっちあるんだろうが、こっちだって歩けないときあるんだぞ!

そんなことを思ってた昨夜、テレビ東京の「超かわいい映像連発!どうぶつピース!!」を見てると漫画家赤塚不二夫さんとその飼い猫菊千代が出てました。
赤塚さんが猫の菊千代に人間に対するように
「おまえが死んだらアメリカンショートヘアー飼うし、ワンコだって飼う」
そんなことを繰り返しいうのに、菊千代が爪を出しての猫パンチ。
それどころか怒り心頭になって顔に飛びかかってしまう。
赤塚さんの言葉がわかってるような菊千代の態度が面白くて笑ってしまうものの、赤塚さんは菊千代に死んでほしくない思いを一生懸命言い聞かせてたんでしょう。
愛情の裏返しをそういう表現で示したのに、菊千代は真に受けてふざけんなとばかり顔面キックを炸裂。

文字でうまく表現できないのがもどかしいんですが、こちらにしても由乃にそんな思いで接して来てたし、赤塚さんの気持ちが痛いほどわかりました。
猫とはいえ家族同様。
いや、家族以上の存在として大切にしてきたつもりだし、赤塚不二夫さんと菊千代とのやり取りに、面白いやらせつないやらでした。

撮影機材 PENTAX K-5Ⅱs / SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO / SIGMA 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
今年撮影した由乃はいかにも年を取って来たという感じ。
右端のを見たら行き倒れてるのかと思ってしまいそうです。
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撮影機材 NIKON D90 / NIKON D7000 / NIKKOR 18-200mm f/3.5-5.6G / NIKKOR 28-300mm F3.5-5.6G ED
若いときの由乃は野良猫とは思えないほど毛並みが綺麗でブラッシングしたようだったし、ジャンプにしてもこの画像だけでなく3メーターほどある金網から車に飛び下りたりしてたのが、今ではあまりジャンプしなくなってます。
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青梅赤塚不二夫会館の詳細

撮影機材 NIKON D90 / TAMRON 17-50mm F/2.8
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